歯科疾患実態調査で
12歳児のDMFTの推移を見ると
明らかに齲蝕が減少していることがわかります。
1987年(昭和62年) 4.9
2011年(平成23年) 1.4
私が衛生士の仕事を始めた頃には、
今よりも子どもの齲蝕処置がよく行われていました。
子どもの齲蝕が減少したことは、
数値だけではなく、臨床でも実感があります。
歯科疾患実態調査で
12歳児のDMFTの推移を見ると
明らかに齲蝕が減少していることがわかります。
1987年(昭和62年) 4.9
2011年(平成23年) 1.4
私が衛生士の仕事を始めた頃には、
今よりも子どもの齲蝕処置がよく行われていました。
子どもの齲蝕が減少したことは、
数値だけではなく、臨床でも実感があります。
齲蝕予防では、唾液の流れに注目して指導を行うとよいと思います。
前歯部であれば、下顎は唾液の恩恵を受けてローリスクであるのに対し、
上顎は唾液の流れが悪く、齲蝕に対してハイリスクであるといえます。
上顎前歯部にある初期の隣接面齲蝕を経過観察するのであれば、
デンタルフロスの指導を徹底するようにしています。
患者様には唾液の流れが悪く、齲蝕が進行しやすい部位であることを説明すると
フロスの必要性がより伝わりやすくなると思います。