歯周病の新分類

今日は大阪府歯科衛生士会の学術講演会に参加し、

歯周病の新分類についてお話を伺いました。

従来の慢性歯周炎と侵襲性歯周炎の分類からわかりやすくお話していただけて、

あらためて知識の整理ができました。

講師の村上先生の講義はわかりやすいだけではなく、

ユーモアにも溢れて、2時間があっという間でした。

臨床ではもちろん、ピュアネスでの活動にも活かしていきたいと思います。

歯周ポケットの説明

歯周治療の導入時には、歯周病の自覚を促すことを目的に

歯周ポケットの検査結果を説明しますが、

「歯ぐきが腫れていることでポケットが深くなっています」

「歯ぐきの下の骨がなくなっていることでポケットが深くなっています」

どちらの表現がよいか迷うことがあると思います。

仮性ポケットであれば前者、真性ポケットであれば後者の表現になります。

ポケット値だけではなく、レントゲン写真でアタッチメントロス、

骨吸収の有無をみて判断することが必要です。

歯周治療は奥が深いですね。

隣接面のプロービングテクニック

歯周病の進行程度を把握するための診査として、

プロービングは非常に重要な情報源となります。

接触点直下に存在しうるポケットを見逃さないようにするためには、

プローブをやや斜め方向に操作することが必要です。

正確な診査のために、隣接面でのプローブの挿入角度を

常に確認しながら操作できるとよいと思います。