シャープニングセミナー準備中

 

今週末は、東京でのシャープニングセミナー。

 

配布資料や、実習用のインスツルメントの準備をしています。

見本用のスケーラーの準備ができました。

今から配布資料を印刷します。

 

台風が来ているようですが、予定通り開催いたします。

 

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デンタルスタッフアドバンス講習会

 

昨日は、関西も豪雨に見舞われましたが、

悪天候の中、奈良県歯科医師会のご依頼で、

デンタルスタッフアドバンス講習会にてお話をさせていただきました。

 

「継続来院を促すメインテナンス」というテーマで、

3時間の講演をしましたが、落雷の影響で一瞬ですが、

停電が起こるというパプニングもありました。

話に夢中になっていた私は、激しい雨の音も、雷もまったく耳に入らずでした。

 

・健康行動は、ある程度の危機感を感じた方がモチベーションが高まる

・成功体験がモチベーションを高める

・健康行動を促すために、行動の妨げを取り除く

・健康行動のメリットを強く感じているとモチベーションが高まる

・モチベーションが高まっていない場合は、考え方に働きかける

 

モチべーションを高めて行動変容を促すために、

行動科学の理論を交えて具体的な指導のノウハウをお伝えしました。

 

臨床でお役立ていただけると嬉しく思います。

 

シャープニングの切れ味の判定

シャープニングの切れ味のチェックには、

プラスチックテストスティックを用います。

 

スティックで正しく切れ味を判定するためには、

SRPを行うように操作することがポイントです。

 

SRPでは、施術歯面と第1シャンクを平行に設定しますが、

スティックでのチェック時にも同様に、

スティックと第1シャンクを平行に設定することが必要です。

また、スケーラーを引く方向に合わせて、

スケーラーの先端の向きを調節することも必要です。

 

正しい設定でエッジがスティックに食い込む感触があれば、

切れるスケーラーにシャープニングできていると判断できます。

デンタルフロスの指導

歯ブラシでのブラッシング方法の指導

歯間ブラシの指導

デンタルフロスの指導

ワンタフトブラシの指導

 

プラークコントロール指導の中では、

私はデンタルフロスの指導が一番難しいと感じています。

 

臨床ではホルダータイプのフロスを指導する機会が多いのですが、

フロスの挿入方向が上手く設定できていない場合が多いように思います。

 

フロスは挿入しようとしている隣接面と平行になっていると

歯間部にスムーズに挿入できます。

 

Y字型のホルダータイプのフロスでは、

前歯部と臼歯部でホルダーの向きが大きく異なります。

 

患者さんには、ホルダーの向きの違いを見てもらいながら

挿入方向を理解していただくように指導しています。