歯肉縁下への挿入

SRPでは歯肉縁下に安全にスケーラーを挿入することが必要ですが、

0度挿入は口腔内では操作が難しくなってしまいます。

SRPセミナーでは、安全に、素早く縁下に挿入する方法をお伝えしています。

キュレットスケーラーを水平方向に動かすと

縁下に簡単に挿入することができます。

2025年11月29日 | カテゴリー : SRP, セミナー | 投稿者 : 浦野 直子

歯周病の新分類

今日は大阪府歯科衛生士会の学術講演会に参加し、

歯周病の新分類についてお話を伺いました。

従来の慢性歯周炎と侵襲性歯周炎の分類からわかりやすくお話していただけて、

あらためて知識の整理ができました。

講師の村上先生の講義はわかりやすいだけではなく、

ユーモアにも溢れて、2時間があっという間でした。

臨床ではもちろん、ピュアネスでの活動にも活かしていきたいと思います。

歯周ポケットの説明

歯周治療の導入時には、歯周病の自覚を促すことを目的に

歯周ポケットの検査結果を説明しますが、

「歯ぐきが腫れていることでポケットが深くなっています」

「歯ぐきの下の骨がなくなっていることでポケットが深くなっています」

どちらの表現がよいか迷うことがあると思います。

仮性ポケットであれば前者、真性ポケットであれば後者の表現になります。

ポケット値だけではなく、レントゲン写真でアタッチメントロス、

骨吸収の有無をみて判断することが必要です。

歯周治療は奥が深いですね。

モチベーションアップの指導

TBIの場面では、プラークコントロールへのモチベーションを

高めることが課題となります。

モチベーションを高める具体策としては、

患者様に成功体験をしていただくことが効果を上げると考えられます。

「歯磨きを頑張るようになってから歯ぐきからの出血がなくなった」

という成功体験がモチベーションを高めます。

歯周治療開始時には、歯肉出血の有無に注目して

指導を進めることがポイントになります。

SRPセミナー配布資料

SRPセミナーでは、部位別に施術しやすいレスト位置、ポジションの資料を

以前からお渡ししておりましたが、昨年末にリニューアルしました。

写真を増やして、より実習を進めやすくしております。

シャープニングセミナー

 

東京でのシャープニングセミナーの日程が近づいて参りました。

 

 

シャープニングセミナーでは、下記の3点を重視して実習を行っています。

 

①切れ味よく仕上げるための角度設定の方法

 

②キュレットスケーラーの原型を維持するシャープニングテクニック

 

③スティックを使った正しい切れ味の確認方法

 

 

必要に応じて、形態や角度が変形したスケーラーの修正テクニックもお伝えしています。

 

準備を整えて次週のセミナーに臨みたいと思います。

 

 

 

 

SRPでの角度設定【再投稿】

 

SRP時に歯石を確実に除去するためには、

エッジと歯面との角度を正しく設定することが不可欠です。

角度設定の視覚的指標となるのは第1シャンクです。

 

グレーシ―キュレットタイプスケーラーでは、

第1シャンクを施術している歯面と平行にすると、

正しい角度設定ができます。

 

SRP時には、第1シャンクの位置を確認しながら施術することになります。

SRPセミナーでは、第1シャンクの正しい設定を

実習で繰り返しお伝えしています。

 

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