基本的なポジショニング

SRPセミナーでは、肩こりや腰痛対策の相談を受けることがあります。

 

施術時には、身体に負担がかからず、安定した姿勢で操作ができるように

スツールとチェアーの高さを調節するとよいと思います。

 

スツールの高さを調節して身体の中心に体重がかかるように座ることで、

負担がなく、手元の操作も行いやすくなります。

11月1日シャープニングセミナー

 

満席なっておりました11月1日東京会場シャープニングコースに

空席ができました。

 

シャープニングコースでは、ストーンを使ったグレーシーキュレットスケーラーの

シャープニングテクニックを基本からお伝えしております。

 

切れ味よく仕上げる角度設定

形態を維持するシャープニング方法

スティックを使用した切れ味のチェック方法

 

さらには、角度や形態が変形したスケーラーの修正方法もお伝えしています。

 

詳細は、お電話やメールでお問合せいただだければと思います。

 

大宮SRPセミナー

 

今週末は、1年ぶりに大宮でSRPセミナーを行います。

 

SRPセミナーは、

SRPまったく未経験の方から、数年の臨床経験がある方、

ブランクから復職される方と、幅広い受講生の方に

参加していただいております。

 

実習では個別指導を心がけ、

SRPの基本の理解、苦手部位の克服と、

それぞれの課題に合わせた対応をしております。

 

今回も幅広い臨床経験の方々に参加していただきます。

しっかり準備を整えて、大宮に向かいたいと思います。

 

 

SRP時の歯石探知

SRPセミナーでは、

SRP時に行うエキスプローリング(歯石探知)テクニックを

併せてお伝えしています。

歯石の底面を引っかける垂直方向ストロークでは、

歯石の底面を把握することが理想的な探知といえます。

プローブでは、歯石の底面が把握しにくいので、

エキスプローラーを併用することが望ましいと考えます。

このような歯石探知のポイントを

セミナーではいくつかお伝えしています。

望ましい口腔内フィンガーレスト

安全なSRPのためには、

ストロークの始点、終点を意識してコントロールすることが必要です。

 

さらに、ストロークをコントロールするためには、

安定したレストを確保することが不可欠です。

 

施術部位の近くの歯にレストをとる際には、

第3指と第4指を離さない方が、

スケーラーを動かしやすくなります。

 

SRPセミナーでは、

歯石を確実に除去するテクニックに加えて、

安全で、患者様への負担が少ない施術方法をお伝えしています。

 

電動歯ブラシの指導

 

今朝のNHKの情報番組で、電動歯ブラシの特集がありました。

 

「電動歯ブラシや音波歯ブラシは、

 フェザータッチで歯面に当てて、ストロークさせずに使用しましょう。」

と、出演されていたドクターから説明がありました。

 

電動歯ブラシや音波歯ブラシの指導を行うと、

ストロークさせて使用している患者様が多いと実感しています。

 

手用歯ブラシと同様に、

正しい使用方法を患者様に理解していただく指導が必要ですね。

 

隣接面のプロービングテクニック

歯周病の進行程度を把握するための診査として、

プロービングは非常に重要な情報源となります。

接触点直下に存在しうるポケットを見逃さないようにするためには、

プローブをやや斜め方向に操作することが必要です。

正確な診査のために、隣接面でのプローブの挿入角度を

常に確認しながら操作できるとよいと思います。

プラークコントロールコースの次回日程

 

プラークコントロールコースの開催日程が決定いたしました。

 

大阪会場 11月15日(日)

東京会場 11月29日(日)

 

満席で5月に受講していただけなかった皆様には、

準備ができ次第、11月の案内状を送付させていただきます。

 

デンタルハイジーン6月号の広告をご覧になられた方は、

日程をご確認のうえ、受講をご検討いただければと思います。

 

 

プレッブミラー

プラークコントロール指導時には、

患者様に口腔内をよく見ていただくことが望ましいと思います。

 

舌側や口蓋側を見ていただくときには、

私はプレッブミラーを使っています。

 

診療用のミラーよりも大きく、

口腔内で操作しやすい形態になっています。

 

舌側に沈着しているプラークや歯石、ステイン、

歯肉の炎症などを実際に見ることで、

プラークコントロールへのモチベーションを高めていただくことを狙っています。

プラーク染色時にも、染色部位を確認するなど、

効果的に活用することができます。

 

変形させないシャープニングテクニック

キュレットタイプスケーラーのシャープニング方法では、

側面部から先端部を連続して研ぐ方法がよく紹介されています。

 

側面部と先端部を連続してシャープニングを行うと、

シックルタイプスケーラーのように先端部が細く尖ってしまう傾向がみられます。

 

側面部と先端部を分けてシャープニングすると、

先細りの変形を防ぐことができます。

 

シャープニングセミナーでは、

原型を維持しやすいシャープニング方法をお伝えしています。