歯間鼓形空隙の大きさの違いから、
複数のサイズの歯間ブラシが必要な患者様に
サイズを使い分けるように指導すべきかどうか迷うところです。
私は、2つの判断基準に照らし合わせて考えるようにしています。
ひとつは、サイズの使い分けが必要な部位のリスクの程度。
例えば、垂直性骨吸収のみられるハイリスク部位であれば、
歯間ブラシのサイズの使い分けの必要性が高いと判断できます。
もうひとつは、患者様のモチベーションの程度。
モチベーションの高まっていない段階で指導をすると、
患者様には負担になると推測できます。
このように具体的な判断基準を持っていると、
患者様に合わせた指導が自信を持って行えるようになります。