歯周治療場面の指導では、プラークコントロールや
スケーリング・SRPの継続来院への
モチベーションを高めることが求められます。
モチベーションを高める具体策として、
下記のような例が挙げられます。
歯周病が発症、進行している自覚を促すこと
→「検査をすると、奥歯に深いポケットがあるのですね!」
歯周治療によって健康回復するメリットの認識を促すこと
→「歯周病を治して、いつまでも自分の歯で食事をしたいと思います!」
歯周治療による効果の自覚を促すこと
→「歯磨きを頑張ってから、歯ぐきからの出血がなくなりました!」
健康行動の妨げを分析し、取り除くこと
→「L字型の歯間ブラシを使うと、苦手な奥歯までできるようになりました!」
上記のように、行動科学に基づいた働きかけを行うことが、
モチベーションアップに効果を上げます。
プラークコントロールセミナーでは、
モチベーションを高める具体策を
事例を挙げながらお伝えするようにしています。