11月24には、大阪府歯科衛生士会主催の学術講演会に参加して来ました。
大阪歯科大学歯科医学教育開発室教授の 王 宝禮 先生のご講演でした。
3時間の講演でしたが、笑いいっぱいの楽しい時間でした。
禁煙指導、歯周治療での抗菌薬投与の効果、口腔領域での漢方治療がテーマでした。
一番聞きたかったのは、歯周治療での薬剤の効果です。
「急性症状を呈しておらず、慢性症状の場合、
歯周基本治療を完璧に行った結果の治療抵抗性歯周炎に対して、
経口抗菌薬(アジスロマイシン)を併用することを推奨することができる」
というのが、王先生の結論でした。
まずは従来のプラークコントロール指導、スケーリング・SRPという基本的な
歯周治療が重要であることを強調されていました。