SRPセミナーでの個別指導

明日は、東京でSRPセミナーを行います。

SRPセミナーでは、受講生の皆様のテクニックを細かく確認しながら

一人一人に合せてアドバイスをしております。

スケーラーの把持や動かし方などの癖を見直しながら、

正しいテクニックを習得していただけるようにしています。

新聞記事から スマホで歯磨き指導

 

5月17日の日経新聞夕刊に、面白い記事が掲載されていました。

 

スマートフォンと通信して、画面上でゲーム感覚で

磨き方を評価してもらえる歯ブラシが開発され、

今年の10月から販売予定とのこと。

 

遊び心がありますね。

 

 

デンタルフロスの指導

デンタルフロスの指導は、プラークコントロールテクニックの指導の中では、

最も難しいと感じています。

 

最近はホルダータイプのフロスを紹介することが多いのですが、

指に巻く方法でフロスを指導する機会もあります。

 

そのときに注意しているのは、

フロスを巻く指をよく確認することです。

 

フロスは人差し指ではなく、中指に巻きつけた方が

操作性がよくなります。

 

基本的なことですが、患者様に少しでも楽に実行してもらえるような

指導を常に心がけたいと思います。

 

隣接面のSRPテクニック

今週末は、東京でSRPセミナーを行います。

セミナーでは、臼歯部隣接面のSRPテクニックの

実習に時間をかけています。

隣接面の接触点直下と隅角部では、

ストロークの方向を意識して使い分けると

確実に歯石が除去しやすくなります。

セミナーでは、ストロークの方向の使い分けもお伝えしています。

モチベーションアップの具体策

 

歯周治療場面の指導では、プラークコントロールや

スケーリング・SRPの継続来院への

モチベーションを高めることが求められます。

 

モチベーションを高める具体策として、

下記のような例が挙げられます。

 

歯周病が発症、進行している自覚を促すこと

→「検査をすると、奥歯に深いポケットがあるのですね!」

 

歯周治療によって健康回復するメリットの認識を促すこと

→「歯周病を治して、いつまでも自分の歯で食事をしたいと思います!」

 

歯周治療による効果の自覚を促すこと

→「歯磨きを頑張ってから、歯ぐきからの出血がなくなりました!」

 

健康行動の妨げを分析し、取り除くこと

→「L字型の歯間ブラシを使うと、苦手な奥歯までできるようになりました!」

 

上記のように、行動科学に基づいた働きかけを行うことが、

モチベーションアップに効果を上げます。

 

プラークコントロールセミナーでは、

モチベーションを高める具体策を

事例を挙げながらお伝えするようにしています。

 

 

 

プロジェクター購入

 

セミナーで約10年間使用してきたプロジェクターのランプ交換が必要となり、

思い切って新しいプロジェクターを購入しました。

(増税前の駆け込み購入です。)

 

16:9サイズのパワーポイントにも対応する

ワイドタイプ対応の機種を選びました。

 

セミナーに使用しているパワーポイントも、

16:9サイズに変更していきたいと思います。

 

受講生の皆様にとって、わかりやすいプレゼンテーションを

心がけていきたいと思います。

 

補助的清掃用具の指導

 

歯間ブラシやデンタルフロスを指導しても、

患者様に実行していただけないことがあります。

 

補助的清掃用具の必要性を十分に理解していただけていなかったり、

モチベーションが十分に高まっていないことも原因に考えられますが、

技術的に上手くできないことが中断の原因になる場合もあります。

 

中断した原因を患者様にお伺いすると、

「歯間ブラシが歯と歯の間に上手く入らず、ワイヤーが曲がってしまった!」

「フロスが歯の間に引っかかって、なかなか抜けなかった!」

ということを話される場合があります。

 

これらは技術的な問題ですので、

歯間ブラシやフロスを上手く使えるような指導を行うことで、

解決することが可能です。

 

歯間ブラシやデンタルフロスが定着しない場合には、

その原因を患者様からよく伺ってみたうえで、指導を進めるとよいと思います。

 

 

 

シャープニングセミナー

明日は、東京でシャープニングセミナーを行います。

正しい角度設定に併せて、

形態を維持するシャープニングテクニックをお伝えしてまいります。

キュレットスケーラーのシャープニングを行うと

シックルスケーラーのように、先が細くなる傾向があります。

キュレットの原型を維持するシャープニング方法を

しっかりお伝えしたいと思います。

隣接面接触点直下の歯石除去

歯肉縁下の歯石除去では、隣接面接触点直下の施術が難しいと思います。

 

隅角部と接触点直下では、意識してストロークの方向を

使い分けすることが必要です。

さらには、スケーラーの先端向きの方向を考えながら施術することで、

より側方圧がかかりやすい条件を整えることができます。

 

SRPセミナーでは、基本テクニックを確認しながら、

より確実に歯石除去ができるテクニックをお伝えしています。