歯間ブラシのサイズ選択

歯間鼓形空隙の大きさの違いから、

複数のサイズの歯間ブラシが必要な患者様に

サイズを使い分けるように指導すべきかどうか迷うところです。

私は、2つの判断基準に照らし合わせて考えるようにしています。

ひとつは、サイズの使い分けが必要な部位のリスクの程度。

例えば、垂直性骨吸収のみられるハイリスク部位であれば、

歯間ブラシのサイズの使い分けの必要性が高いと判断できます。

もうひとつは、患者様のモチベーションの程度。

モチベーションの高まっていない段階で指導をすると、

患者様には負担になると推測できます。

このように具体的な判断基準を持っていると、

患者様に合わせた指導が自信を持って行えるようになります。

今年初のSRPセミナー

 

明日は、今年初のSRPセミナー。

 

SRPセミナーでは、縁下歯石が確実に除去できるように、

実践的なテクニックをお伝えしております。

 

顎模型、マネキンを活用した実習では、

マンツーマンの指導を心がけております。

 

SRP未経験の方には、スケーラーの選択や把持法などの

基本テクニックをひとつずつ丁寧にお伝えしてまいります。

 

苦手部位などの具体的な課題がある方には、

課題克服のためのアドバイスを行ってまいります。

 

新年のご挨拶

 

明けましておめでとうございます。

 

本年も多くの歯科医院様、歯科衛生士の皆様の

お役にたてるよう精進して参ります。

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

ピュアネス

代表 浦野 直子

 

 

プラークコントロールコースの次回日程

 

プラークコントロールコースの次回日程が決まりました。

 

大阪会場 5月17日(日)

東京会場 5月31日(日)

 

プラークコントロールへのモチベーションを高めるための

コミュニケーションテクニックや指導のノウハウ、

個々の患者様に応じた指導ができるように、

ハイリスク部位を見極めて指導を行う具体策をお伝えしています。

 

 

グレーシーキュレットスケーラーのエッジ選択

グレーシーキュレットスケーラーは片刃であり、

エッジを正しく選択することが必要です。

SRPセミナーでは基本的なことですが、

エッジの選択方法もお伝えしています。

シャンクやハンドルの方向をみることも

エッジ選択の視覚的指標となります。

12歳児のDMFTの推移

 

歯科疾患実態調査で

12歳児のDMFTの推移を見ると

明らかに齲蝕が減少していることがわかります。

 

1987年(昭和62年)  4.9

2011年(平成23年)  1.4

 

私が衛生士の仕事を始めた頃には、

今よりも子どもの齲蝕処置がよく行われていました。

 

子どもの齲蝕が減少したことは、

数値だけではなく、臨床でも実感があります。

 

SRPセミナーの追加日程

 

SRPセミナーの追加日程を掲載しました。

 

セミナー情報

 

 

東京会場 平成27年3月15日(日)、4月12日(日)、4月29日(祝)

 

大阪会場 平成27年3月29日(日)、4月19日(日)

 

 

年内のSRPセミナーは、満席になっておりますが、

キャンセル待ちの受付けをしております。

 

詳細は、お電話でお問合せいただければと思います。

 

 

スケーラーの正しい把持

キュレットスケーラーやプローブなどの

手用インスツルメントは、

執筆法ではなく、

執筆法変法で把持することが必要です。

スケーラーであれば、執筆法変法で把持することで、

エッジを歯面に添わせるなどの操作性が明らかに向上します。

SRPセミナーでは、スケーラーを正しく把持できているかどうかを

個々に確認してアドバイスをしています。

BOP率の活用

 

歯周治療では、セルフケアでのプラークコントロールが重要ですが、

プラークコントロールへのモチベーションを高めるためには、

患者様に歯周病の自覚を促すことが求められます。

 

歯周病の自覚を促す手段として、私はBOP率を活用しています。

 

BOP率 = プロービング時に出血がみられた部位数 ÷ 診査総部位数 × 100

BOP率は、10~20%以下が望ましいと考えられています。

 

例えば、患者様のBOP率が50%であれば、

10~20%以下が健康な状態であると伝えると、

歯肉に炎症が起こっていることを

患者様にわかりやすく認識していただけます。

 

プラークコントロールセミナーでは、

BOP率の活用法を詳しくお伝えしています。

 

 

 

 

シャープニングセミナー

明日は大阪でシャープニングセミナーです。

 

角度設定を常に正しく、

側面部を先端側からかかとまで均等にシャープニングすれば、

側面はきれいな一面に仕上がります。

 

正しい角度設定と、形態を維持するシャープニングテクニックを

しっかりお伝えしたいと思います。