電話番号変更のお知らせ

 

貸事務所の移転に伴い、電話番号が変更となります。

 

新しい電話番号は、06-6310-1717 です。

ファックス番号、メールアドレスの変更はございません。

 

デンタルハイジーン11月号には、広告原稿の納品に間に合わなかったため、

旧電話番号が掲載されております。

 

ご迷惑をおかけいたしますが、新しい番号におかけ直しいただきますようお願い申し上げます。

 

 

SRPでのエッジの当て方

歯石を確実に除去するためには、

スケーラーのエッジを歯面に正しく当てることが不可欠です。

エッジが歯面に上手く当たっていなければ、

スケーラーを動かしても歯石を除去することは難しいでしょう。

 

標準型のスケーラーであれば、刃部の先端側1/3を歯面に当てることになります。

歯肉縁下ではエッジが当たっていることを直視することはできませんが、

エッジの当たり方を感覚的に確認しながらスケーラーを操作します。

SRPセミナー準備中

 

先週末は東京にて、今週末は大阪にてSRPセミナー。

今日は配布資料の準備をしています。

 

受講生の皆様から送っていただいた事前アンケートを参考に、

実習の時間配分などを考えています。

 

スケーラーの把持法から、エッジの当て方、スケーラーの安全な動かし方、

部位別のポジショニングなど、ひとつひとつを確実にお伝えしたいと思います。

 

オーバーブラッシングへの指導

 

ブラッシング圧の強い患者様への指導では、

力を抜いてもらうことに苦労する場合があります。

 

術者磨きで適切なブラッシング圧を理解してもらう、

歯ブラシが広がらない程度の力加減を目安にしてもらう、

などの工夫をしても、なかなか力が抜けない患者様もおられます。

 

力を抜くコツは、歯ブラシを軽く持つことです。

歯ブラシを軽く持つと強い圧がかからなくなり、オーバーブラッシングが解消されます。

 

プラークコントロールセミナーでは、前述のような臨床で遭遇する困難場面での指導方法を

具体的にお伝えするようにしています。

 

 

 

 

シャープニングの角度設定

キュレットタイプスケーラーの側面の角度は、70~80度。

シャープニングでは正しい角度設定で、側面の角度を維持することが不可欠です。

実際にシャープニングを行うと、

70~80度よりも大きな角度になってしまう傾向があります。

元々の角度設定が間違っている、ストーンを動かす時に角度が変わってしまう、

などの原因が考えられます。

本格的にシャープニングを行うようになって約25年。

今でもシャープニングは難しいな、と感じることがあります。

シャープニングセミナーでは、正しい角度設定と、

角度が変わったスケーラーの修正方法をお伝えしています。

新聞記事から~ビッグデータで予防医療

 

昨日の日経新聞の夕刊に、興味深い記事が掲載されていました。

 

数百万人分の健康診断結果や運動量などをまとめて統計処理し、

生活習慣と病気の関係を予測して、

個人に適切な健康指導を実施することが目的のプロジェクトのようです。

 

運動習慣と健診データから「5年以内に糖尿病になる確率は10~20%」

などという具体的な予測を示すことで、

健康行動へのモチベーションを高めることが期待できるということです。

 

歯科の項目はこの記事内にはあがっていませんでしたが、

プラークコントロール習慣や、定期検診の受診歴などから

歯の保存確率が予測できると面白いですね。

 

SRPセミナー

 

SRPコースでは、顎模型とマネキンを使って実習を行っています。

 

正しいエッジの当て方、歯石が除去でき、かつ安全な動かし方については、

顎模型で手元をよく確認しながら実習を行います。

 

顎模型で練習した基本テクニックは、

比較的施術しやすい小臼歯部で、マネキンを使って操作を確認していきます。

 

基本テクニックが理解できれば、施術が難しい大臼歯部で実習を行います。

ガイドラインを参考にしながら、施術部位に合わせたレスト位置やポジションで

実習していただきます。

 

正しいテクニックを理解していただくための講義を重視していますが、

講義と実習の比率は、講義3割、実習7割となっています。

 

シャープニングセミナー準備中

 

今週末は、東京でのシャープニングセミナー。

 

配布資料や、実習用のインスツルメントの準備をしています。

見本用のスケーラーの準備ができました。

今から配布資料を印刷します。

 

台風が来ているようですが、予定通り開催いたします。

 

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デンタルスタッフアドバンス講習会

 

昨日は、関西も豪雨に見舞われましたが、

悪天候の中、奈良県歯科医師会のご依頼で、

デンタルスタッフアドバンス講習会にてお話をさせていただきました。

 

「継続来院を促すメインテナンス」というテーマで、

3時間の講演をしましたが、落雷の影響で一瞬ですが、

停電が起こるというパプニングもありました。

話に夢中になっていた私は、激しい雨の音も、雷もまったく耳に入らずでした。

 

・健康行動は、ある程度の危機感を感じた方がモチベーションが高まる

・成功体験がモチベーションを高める

・健康行動を促すために、行動の妨げを取り除く

・健康行動のメリットを強く感じているとモチベーションが高まる

・モチベーションが高まっていない場合は、考え方に働きかける

 

モチべーションを高めて行動変容を促すために、

行動科学の理論を交えて具体的な指導のノウハウをお伝えしました。

 

臨床でお役立ていただけると嬉しく思います。

 

シャープニングの切れ味の判定

シャープニングの切れ味のチェックには、

プラスチックテストスティックを用います。

 

スティックで正しく切れ味を判定するためには、

SRPを行うように操作することがポイントです。

 

SRPでは、施術歯面と第1シャンクを平行に設定しますが、

スティックでのチェック時にも同様に、

スティックと第1シャンクを平行に設定することが必要です。

また、スケーラーを引く方向に合わせて、

スケーラーの先端の向きを調節することも必要です。

 

正しい設定でエッジがスティックに食い込む感触があれば、

切れるスケーラーにシャープニングできていると判断できます。